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わたしが温泉に惹かれた理由



あまりに昔すぎて思い出せなくなった過去の気持ち。

なぜ、わたしが温泉に惹かれたのか。

旅に出ると気持ちが高揚する。
新幹線に乗るだけで、ワクワクして、心が踊り、しあわせな気持ちになったものだ。

「のぞえさんにも、そんな少女のような気持ちがあったんですね!」と、一緒に仕事をしているカメラマンさんが失礼なことを言っていたが、たしかにそんな日々があった。

20代の頃の私は、温泉宿に泊まれば、翌朝5時には目が覚めてそそくさと浴室へと向かった。なぜなら、温泉が待っているから。温泉に入ると元気になる。気持ちが踊って、全身に力がみなぎってくる。しあわせに包まれる。いまでも、もちろん、温泉は大好きだけど、5時に起きて温泉に行くことはなくなった。せいぜい、6時。下手したら7時をまわっている。

テーマからはずいぶんずれた。。。

わたしが温泉に惹かれた理由は、

あまりに疲れ切ったこころを解き放って元気を蘇らせてくれるエネルギーをそこに感じたから。

おそらく、かなり、疲れていたんでしょうね(笑)
新卒で銀行に入ったわたし。
適性のない仕事をするというのは恐ろしいことで、ある日、全身蕁麻疹が出て、1週間経っても全く消えず、足の裏まで痒くなりました。そして、いつまでも消えてくれない。今思えば、心が悲鳴をあげてたのでしょう。

そこから長い年月がすぎて、さまざまな経験をして、新幹線に乗るだけじゃあ、ワクワクすることはなくなった(笑)。仕事の移動なら短ければ短い方がいい、と思うようになった。歳をとるということは、経験値があがる代わりにちょっとしたことでは感動しなくなる。そういうことかもしれない。

あるいは、いまは、自然の中に行ったり、温泉のパワーを借りたり、非日常にしあわせを求めなくても、それなりに毎日を楽しく過ごせるようになったのかもしれない。

日々の生活にそれなりの充足を感じて、気持ちがそこまで、外に向かわなくなった。

それでもまだ旅に出かける理由をあえて挙げるとすると、旅に出ることで感性が刺激されて人生が劇的に変わっていくから。

運は動より生ず。
そこに温泉があれば、固まったこころを解きほぐしてくれるからなおいい。

固い心をやわらかくすると、いいものを吸収する余裕も生まれる。

人生はステージによって、感じることが変わっていく。豊かな年齢を重ねていくためにも、もっともっと感じることを大事にしていきたい。






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